フリーランスだとお金を借りるのも一苦労

佐々木マキというイラストレーターの名前を最初に知ったのは、村上春樹の本での装画だった。

特に、『羊男のクリスマス』や『ふしぎな図書館』での羊男の絵が好き。

そして最近、図書館で佐々木マキを取り上げた本をよく見かけるので、興味を引かれて借りた。

この間借りたのは、『佐々木マキ:アナーキーなナンセンス詩人』だったかなぁ。ここで、遅まきながら、佐々木マキ氏は男性であることを知った。

で、今回借りたのは、『ノー・シューズ』(亜紀書房)。佐々木マキ氏による自伝的エッセイ。佐々木マキ氏の文章を読んだことがなかったので、新鮮に感じた。

その中に、東京でアパートを探しているときに、不動産屋に「お仕事は」と聞かれて、正直に「マンガ家です」と答えたら、「マンガ家はスミを使うからかべを汚す。友だちを呼んできて夜中に騒ぐ。だからダメ。」と嫌がられたというエピソードが載っていた。

同じようなこと、たかぎなおこさんも書いていたなぁ。あんなに何冊も本を出していても、部屋を借りるときにはすんなりOKが出なくて、結局は会社員である弟に保証人になってもらって借りたという話。

フリーランスだと、部屋を借りるのも、お金を借りるのも一苦労。

私もフリーランスな仕事をしていて、今は実家に同居しているけど、できるものなら一人暮らしをしたい。でも、その諸々の面倒さを考えると、そこまで切羽詰まっているわけではないので、くじけてしまう。

父ももう退職しているし、周りに保証人になってもらえそうな人はいないしね。